くりっく365のランド事件とは、
南アフリカランド/円が11.5円近辺から8.5円近辺へ急落した事件です。
米ドル/円換算で約30円の下落ですから、
事態の深刻さが想像できます。
他の店頭FXでは急落していない
＝くりっく365だけだった
ところがポイントです。
くりっく365を運営する東京金融取引所の記述は以下でした。
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市場動向からマーケットメイカーが提示した市場レートであり、
システム障害等によるものではありません。
（2009年11月2日）
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また公式ページには以下の注意喚起もありました。
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相場の急激な変動時等には、
インターバンクマーケット等での取引量が少なくなる事から、
スプレッド幅が広くなったり、
買気配または売気配が提示されずに、
投資家の皆様が取引を行えない等の、
不測の事態が発生する可能性があります。
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そして11月6日にの状況説明と救済措置が発表されました。
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くりっく365のマーケットメイカーのうち1社が、
極めて広いスプレッドのレート提示を行ったとのこと。
（11円台にいくつかビッドを置き、その下は8.415円）
1.異常な価格で約定した南アフリカランド/円の取引について、
当該価格での反対売買を行う。
2.異常な価格で約定した南アフリカランド/円の取引を、
直接の起因とするロスカット取引について、
当該価格での反対売買を行う。
（2009年11月13日の15時まで受付）
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くりっく365のマーケットメイカー
（2016年1月現在）
・三菱東京UFJ銀行
・野村証券
・ドイツ証券
・コメルツ銀行
・ゴールドマン・サックス証券
・バークレイズ銀行
という経緯と結末でした。
そりゃスプレッドいきなり3円も開いたらそうなるでしょ！
と言いたいところですが、
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相場の急激な変動時等には、
インターバンクマーケット等での取引量が少なくなる事から、
スプレッド幅が広くなったり、
買気配または売気配が提示されずに、
投資家の皆様が取引を行えない等の、
不測の事態が発生する可能性があります。
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を公式ページで言われている以上、
このリスクはこちらが取らないといけないですね（汗
（こういった事件は他に聞きませんが）
